先週の夏休みに久々に甥にあった際、
彼からジーンズと一緒にTシャツを洗ったら、色落ちした。
との話を聞きました。
新社会人となった皆様の中には、
洗濯での洋服の色落ちで失敗されたことが、
一度はあるのではないでしょうか?
以前のブログ
新社会人生活(洗濯前の準備をされていますか?)
の中で、大まかに仕分けすると
1,汚れがひどいもの
2,おしゃれ着
3,色移りしそうなもの
4,その他
があります。とご紹介したのですが、上記3の色移りしそうなものを
仕分けしなければならない理由を補足したいと思います。
衣服に色を染める材料には、大きく分けて2種類あります。
それは、「染料」と「顔料」です。
この2つは、衣服に色が染まるという面では同じですが、
その仕組みを知ると大きな違いがあるだけでなく、
その特徴上、避けられないデメリットがあります。
〇染料で染める方法
「染料」を使用した染色のメカニズムは、
繊維に染料を化学的に結合させて染色するため、
繊維の内部にまで染めることが出来ます。
つまり、これが「染料」を使用した染色方法です。
〇顔料で染める方法
「顔料」を使用した染色のメカニズムは、
色の付いた細かな粒子状の物体を樹脂(接着剤)の力を借りて
繊維の表面に接着することで染めています。
つまり、これが「顔料」を使用した染色方法です。
(出典:色落ちの理解を助ける 染料と顔料より)
https://www.tokyo929.or.jp/column/color_process/post_30.php
なんとなくお分かりだと思いますが、
生地の着色の場合、
『染料』の方が色落ちしにくいのがわかりますね。
しかしながら、洋服そのものに、
『染料・顔料』の表記に関して、
使用している生地すべての情報を
表記はありません。
その為、洗濯前には必ず、
洋服に付いている『タグ』の記載を
見て下さい。
『色落ちする可能性があります』という表記がある場合は、
単品で洗濯するのが安全です。
濃い色や柄物などは、色落チェックとして、
衣類の目立たない部分に洗剤の原液を少量つけ
5分ほどおき、白い布を押し当てて、色が移らないか
どうか?確認するなどありますが、・・・。
白物と色物は分けて洗濯することが基本ですので、・・・。
お掃除代行をお試ししたいときは、
いいね!ハウスキーピング:https://www.earthbridge.co.jp/
までご連絡下さい。
問合せ先:アースブリッジ株式会社
https://www.earthbridge.co.jp/order_contact/