今年は、日本人スポーツ選手の海外での活躍がめざましいですね。
とりわけ、大谷翔平選手の活躍は、すごいの一言です。
MLBでは、大谷選手の二刀流が取り上げられ、
まだ前半戦を終了しただけなのに、年間MVPの声が圧倒的です。
先週終了しましたオールスターでも、多くの話題で持ちきりでした。
MLBでは、選手が着用していたユニフォームや使用したボールのオークション
をしているのですが、ここでも大谷人気は群を抜いています。
せっかくなので、今日は野球に関する小ネタです。
日米ともにですが、プロ野球の試合で使用されるボールは、
新品をそのまま使用している、
と思われている方も多いのではないでしょうか?
プロ野球では、試合で使用するボールは、新品のボールに蝋(ろう)が
塗られている為、蝋により滑りをなくすため、特殊な砂によって
あらかじめ汚すことが決められています。
(公認野球規則では:
3・01審判員は、試合開始前に、次のことをしなければならない。
(c)正規のボール(リーグ会長がホームクラブに対して、その個数及び製品について証明済みのもの)を、ホームクラブから受け取る。審判員はボールを検査し、ボールの光沢を消すため特殊な砂を用いて適度にこねられていることを確認する。審判員は、その単独判断でボールの適否を決定する。)
このボールを汚すための特殊な砂ですが、「もみ砂」と呼ばれており、2011年からは12球団で同じもみ砂を使用するようになっています。
このもみ砂ですが、鳴き砂で有名な京丹後市の琴引浜(ことひきはま)の白砂と、
鹿児島県の火山灰を含む黒土をプレンドしてつくるそうです。
(配合比率は秘密のようです。)
余談ですが、甲子園の砂(土)ですが、甲子園球場を管理している
阪神甲子園球場にHPから引用しますと、
(https://www.hanshin.co.jp/koshien/qa/answer06.html)
甲子園球場の黒土について教えてください。
A.
・黒土の産地
岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山 などの土をブレンドしている。(毎年決まっているわけではない。)
・砂の産地の変遷
甲子園浜及び香櫨園浜社有地 ~ 瀬戸内海産の砂浜 ~ 中国福建省 ~ 京都府城陽
・黒土と砂の割合
春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見易くするために黒土を多くブレンドしている。
・甲子園の土を初めて持ち帰った人
川上 哲治 (1937年、夏の23回大会)という説があります。
話を戻します。
おろしたてのボールを汚してから使用するのは、MLB(メジャーリーグ)でも
一緒の様で、こちらはデラウェア川の支流の泥で汚すことが決められており、
泥の加工方法は秘密のようです。
最近は、MLBでの滑るボールから派生した滑り止め(粘着物質)禁止等の話題もありますね。
今後は、ボール製造方法にも波及するかもしれませんね。
因みにボールに縫い目はいくつかご存知ですか?
これは、108個になります。
108と聞くと、除夜の鐘の数と連想される方も多いと思われますが、この数は
アメリカで「ボールの縫い目は108個」と公式に決定されてから、
日本もそれにならう形で108個に固定したそうです。
(当初は違っていたようです。)
MLBは、先週から後半戦に入り、疲れがあるのでは?と心配しておりましたが、
今日、大谷選手が後半戦初めてホームランが出ましたね。(34号)
ファンとしては、ほっとしました。
彼には、ホームラン王を目指して、頑張って欲しいですね。
今日は、野球に関する?お話でした。
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