近年、日本人のスポーツ選手の活躍が著しいですね。
今年に入り、ゴルフではマスターズで初めて松山英樹選手が優勝しました。
2019年のAIG全英女子オープンでは渋野 日向子選手が日本人選手として樋口久子さん以来、
42年ぶり2人目の海外メジャー優勝を果たしました。
また、野球では二刀流の大谷翔平選手が全米で話題沸騰中ですね。
2021年は東京オリンピックも開催予定ですので、今回は野球とゴルフに関する
お話しをさせて頂ければと思います。
世界初の野球チームは、1845年にアメリカのニューヨークで誕生しました。
クラブチーム名はニッカーボッカーズでありました。
ルールの内容は現在の野球とは異なるルールで、
試合はバレーボールのような点数制で行われており、
先に21点取ったチームが勝ちというルールになっていました。
しかし、野球で21点取るのは大変ですよね。
しかも今のルールとは異なっており、
例えば、ピッチャーが投げたボールはカウントされず、フォアボールもない為、
1回の打席にかかる時間も長かったようです。
もし、投手戦にでもなれば、試合がその日に終わらないということもあったようです。
ルールの改正は、試合が長時間に及ぶことや本格的なプロ野球チームが作られ観客が見ていて熱狂できるようルールが改正されていきます。
当時、21点先取だったルールは長時間の試合になることも多かったことから、
1857年に9回終了時点で多く点数を取っていたチームが勝ちとルールが改正されました。
(当時のアメリカは、12進法の影響が大きく、野球にも影響を及ぼしたようです。
3回、6回、9回、12回のうち、打順が3回転する9回が採用されたようです。)
その後、1858年に見逃しにストライクカウントが取られるようになり、
1863年に打者の真ん中に来ない球をボールカウントを取るようになりました。
1779年に7ボールで1塁に打者を送るようになり、
1889年に4ボールで1塁に打者が送られるフォアボールのルールとなっています。
色々ありながら現代では、投手と打者の距離の延長、7回コールド制(10点差)
AI(機械)による審判の補助機能化など検討されているようですね。
まだまだ、変わっていくのでしょうね。
次にゴルフですが、
ゴルフの1ラウンドといえば18ホールをプレーすることを言い、
ほとんどのゴルフ場は18ホールで設計されています。
なぜ18ホールになったかを皆さんはご存知でしょうか。
諸説ありますが、有力なのは英国ゴルフ協会(Royal and Ancient Golf Club of St. Andrews)
発祥の地としても知られるスコットランドのセントアンドリュースのコース
(通称オールドコース)に由来します。
かつてセントアンドリュースオールドコースは22ホールありました(12ホールの内、
10ホールを2回プレー)が、ホールがまとめられたため、18ホールになったようです。
それまではゴルフ場によってホールの数はバラバラでしたが、
評判がよかった為各地に波及し、オールドコースに倣って18ホールでゴルフ場が作られるようになりました。
またよく言われるエピソードですが、
スコッチウイスキーの本場スコットランド(リンクスといえば、海から強い風が吹き、非常に寒い環境)だったので、
そこで体を温めるために、1ホール終えるごとにスコッチウイスキーを飲み、ちょうど飲み終わるのが18ホールを終えたところだったので、18をホール数に決めた。
という話ですが、どうやらこれは作り話?の様です・・・。
いずれにしろ何か根拠があっての「18」という数字ではないようです。
かつてのゴルフはマッチプレーが主流であり、1ホールごとに勝敗を付けるので、ホール数というものに意味はありませんでした。
その後、ストロークプレーが主流になり、18ホール×4日間、合計パー288というのがいつの頃からかトーナメントの基準となりました。
前後半9ホールずつ、計18ホールというのはゲームとしては実に絶妙な数でした。
そして、現在の世界標準になっております。
冒頭、大谷選手はアメリカ現地にて話題沸騰と申しましたが、
勿論プレーでもそうなのですが、所作についても取り上げられておりますね。
大谷選手は、グランドでバッターボックスに入る際に、ゴミを拾ったり
ホームベースを手で掃いたりしておりますね。
これは、野球場(グランド内)を神聖なものととらえ、
そこでプレーをさせて頂いていると考えているからではないでしょうか?
日本では、野球に付随する考え方・行動について、野球道としてとらえております。
例えば、球場に入る際・出る際は、一礼する(感謝の気持ちを伝える)など。
これは武道にして神道に通じるものがあると考えます。
(アメリカではこのようなことは無いですよね?逆にグランドに唾を吐いたり
している光景はみられますが・・・。)
今回のマスターズで松山選手のキャディである早藤将太さんが
最終ホール終了後にホールに一礼した行動もそのような気持ちからでは
ないかと思われます。
ちょっと横道にそれましたが、今回は二つ競技のルール起源について書いてみました。
松山選手、日本代表の選手たちには、東京オリンピックでも頑張って欲しいですね。
また、大谷選手にはホームランを打ってもらい、走者を一掃頂き、
塁のお掃除をお願いしたいですね。
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