なぜ和食器のセットは5客1組、
洋食器は6客1組が多いのでしょうか?
これには諸説あるとされ、
たとえば和食器ですと、
1.茶道(茶会席)用の器は「5客1組」だったから
2.陰陽思想で奇数がめでたい数字と言われたから
(3・5・7は縁起の良い数字(吉数)と言われています。)
3.陶器は結婚式で使われることが多く「4」や「6」は「割り切れる」のでよくないとされた
4.ギフト用に業者の考えで「5客1組」が定着した
その他、古事記に語られるエピソードに由来などからとあります。
また西洋では、古くから12進法が中心だったので
1ダースの半分と言う6枚が何かと便利で都合が良かったからとも言われています。
弊社アースブリッジ、いいね!ハウスキーピングのサービスでも
ホームパーティや習い事の会のお手伝いをするのですが、来訪されるお客様の人数と
ティーカップなどの数が合わないときは、オーナー様にお聞きして組み合わせをアレンジ
したりしております。
ティーカップですが、ティーカップの口が広い理由はご存知ですか?
紅茶を飲むためのティーカップには、飲み口を広くするなど、様々な工夫が
見られます。
〇口が広い(9~10センチ)のは、紅茶は高温で入れるため、
飲みやすい温度にすぐ下がるように
〇フット(別名スカート)と呼ばれる、
ソーサーとカップの底との間の密閉された空間をつくり、
保温の役目をします。
〇紅茶は特に、液体の色(水色・すいしょく)も楽しむ要素の一つであるため、
それがわかりやすいようにカップの口は広く、
深さは浅くつくられています。
なんと、昔ソーサーは器として使われていたそうで、
まず、紅茶をソーサーへ移し、飲みやすい温度に冷ましてから飲んだそうです。
因みにですが、
コーヒーカップの口(8センチぐらいのものが多いようです)が狭いわけ?
コーヒーカップはティーカップがもとになっていると考えられていますが、
この形にも理由があります。
口が狭く、縦長なのは、出来るだけ冷めないようにと言われています。
コーヒーは味とともに香りを楽しむものであり、
飲み口が狭い方が、香りが飛ばされないという事らしいです。
弊社のお客様で、今では生産されていないクラシカルなマグカップタイプ
をご使用されている方がいらっしゃいます。
スタッフには、取扱いには気を遣う様に指示はしていたのですが、
年代物という事もあるのか?
取っ手(ハンドル)の部分がとれてしまったこともありました。(汗)
その際は、代替の物をご用意し、ご容赦頂いたこともありました。
(そのマグカップはセットものとは異なり、個別に取集されていた為、)
皆様も取り扱う際は、気を付けて下さいね。
今日は食器に関する話でした。
お掃除代行をお試ししたいときは、
いいね!ハウスキーピング:https://www.earthbridge.co.jp/
までご連絡下さい。
問合せ先:アースブリッジ株式会社
https://www.earthbridge.co.jp/order_contact/