今回も前回同様、以前ブログにて書いた内容の補足的になります。
「ブログ新社会人生活 (バスルーム掃除編)」と
「衣替えは断捨離のシーズンでもある」について
神様が宿る家の清め方(大和書房、監修神田明神)より
ご紹介したいと思います。
ブログ新社会人生活 (バスルーム掃除編)のなかで、
普段シャワーですませている人も、
湯船につかってみるのは如何でしょうか?
医学的には、お風呂は身体にどういう効用があるのでしょうか?
というお話をしたのですが、
今回は違う角度(清めの入浴)から紹介したいと思います。
古事記には、神様が禊を行うシーンが描かれております。
黄泉国(よみのくに)からお帰りなった伊耶那岐神(いざなきのかみ)は
「自分はいやな、見る目も厭(いと)わしい穢れた国に行ってしまった。
禊をして身を清めなくては」と仰せになり、竺紫(つくし)の日向(ひむか、
所在不明、宮崎県に日向(ひゅうが)の地名が残る)の橘の小門(おど、河口の意味か)
の阿波岐原(あわぎはら、所在不明)に御出ましになり、禊祓いをなさいました。
とあります。
衣服を脱ぎ捨て、裸になり、清らかな水に浸かり、身をそそぐ。
古くから水には浄化作用があると信じられおり、
この一連の流れは、日本人の入浴ととても似ていて、いにしえの人々は入浴を
禊の一種ととらえていました。
(余談ですが、神社の入口近くに手水舎(ちょうずや)という、手を洗う場所が必ず
りますが、神社参拝の前に手を洗うのも禊です。
また、人を許すことを「水に流す」といいますが、
これも罪穢れを流す禊からきた言葉です。)
湯船に浸かりリラックスすると「生きかえる」などと思わずでてしまいますが、
体の疲労を取る以上に、精神的にも得るものが大きいとし、
シャワーを浴びるだけで済ませてしまいがちですが、定期的に湯船に浸かることが
大切とされています。
次にですが、衣替えは断捨離のシーズンでもある。というタイトルで
この時期に衣類を総チェックしてみては如何でしょうか?
と提案しました。
このテーマに関しても補足させて頂きますと、
日本には昔から「常若」(とこわか)という考えがあり、
いつまでも若々しく、瑞々しいという意味とのこと。
例えば、伊勢神宮は、20年に1度、全ての社殿と神宝を造り替える式年遷宮を
行います。これは古びて傷みが出る前に神様のお住まいや道具、調度品を新しく
することで、神々が「常若」となり、未来へと続く新鮮な力に満ちあふれると
考えてきたようです。
(*遷宮は、宮大工の後継を育てる為でもあると聞いたことがあります。)
これにならって自宅も建て替え?とはいかないので、くたびれた家具を新調したり、
定期的に模様替えをする。
溜まった不用品を整理するなどして、リフレッシュするのも良いですね。
今回は、冒頭申しました神様が宿る家の清め方(神田明神)、
現代語古事記(竹田恒泰)からご紹介させて頂き、
ブログの補足とさせて頂ました。
上記を通して思うことは、お風呂に入ることにより、1日色々な事が
あっても気持ちを切り替えて、明日へ向かう為の英気を養い。
また、物を見直すことで、今までのことをリセットし、前に進む
ことも必要と感じました。
清めによって、気持ちと暮らしを整えてみては如何でしょうか?
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