最近、神様が宿る家の清め方(大和書房、監修神田明神)という本を読んだのですが、
その中で以前ブログにて書いた内容の補足的なことなどがあったので、
ご紹介したいと思います。
以前、ブログの新社会人生活 (お掃除道具・洗剤について)や(お掃除リビング編)
の中でハタキやハタキの代替としてハンディモップを紹介しましたが、
ハタキの由来に関して良い機会と思い書いてみました。
手の届きにくいところに積もったチリやホコリをはたき清める道具であり、かつては着古した着物を裂いて柄にくくりつけてつくっていたため、
一家に1本は自家製のはたきがありました。
このハタキ、神職が修祓(しゅばつ)→神事に先立って行う祓いで用いる大麻(おおぬさ)に似ていることから、
家のホコリを祓い清めるハタキのルーツは、
罪穢れを祓い清める大麻にあるともいわれています。
昔の人々は、
目に見えない穢れもはたきが清めてくれると考えたのでしょう。
(たしかに幼少のころは、小生も家の手伝いをする上で自家製ハタキを使用した記憶があります。)
その他、チリやホコリを掃き集める箒(ほうき)にも言い伝えがあるそうで、
箒の「掃き出す」働きと産道から赤ちゃんを出す出産が重なり、
お産の神様・箒神(ほうきがみ)として信仰されてきたようです。
妊婦さんのお腹を箒でなでると安産になる、妊婦さんが箒をまたぐと箒神が怒って
難産になるといった言い伝えもあるようです。
また、箒を逆さにして立てておくとお客様が長居しないというおまじないも
掃き出す力を頼みにしてきた証ですとのことでした。
一事が万事ではないですが、掃除道具といっても多種多様であり、今回お話ししました
ハタキや箒(ほうき)にしても、日々進化しております。
ハタキ→ハンディモップ(素材・機能変化)、
箒(ほうき)→掃除機として進化中ですね。
著者も申されているのですが、掃除は家や心を清めるために行うのですから、
便利な道具をどんどん取り入れていくのが良いとし、
不便だったり無理をしたり、掃除でストレスを抱える必要はありません。
お気に入りの道具を使うことが「スッキリした」と実感できる掃除につながります。
としています。
日本人が受け継いできた、昔ながらの掃除道具を見直してみるのも
いいでしょう。(使う、使わないは別としても、知っているだけでも良いと思います。)
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思います。
今日は掃除道具(ハタキと箒)に関する由来についてお話しました。
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次回も以前ブログでお話ししましたテーマに関する補足をしたいと思っております。